50代からのMBA in USA

50代になって急にMBA取ろうと思って動き出したオジサンのブログ。卒業まで続けます?(続けたいな〜)

Admission Process

さて、Application Packageを出した結果は??

 

結局絞った2校(Penn State, UNC Chapel Hill)でどんなプロセスを経たか、時系列で整理してみる。

 

January 2020

前年に転職したばかりでまだ慣れてもいない感じがあったが、そのことばかり考えていると埋もれてしまうのではという危機感。寧ろMBAとの2足のワラジでやっていくことが仕事にもプライベートにも刺激となるのでは?と考え始める。具体的にAdmission Roundが始まる時期でもあり、各校のリサーチ開始。同時にTranscript(成績証明書)、Grad Certificate(卒業証明書)の英語版を数部入手しておいた。合わせて、日本のGradingをベースとしたGPA計算表をエクセルで作成(どうせ提出後に再計算されるとは思ったが、計算間違いとかされたら嫌なのでこっちから計算結果を提出できるように準備)。

 

February 2020

仕事の方はまだリズムが掴めない感じはあるものの、方向感は見えてきた。次はMBA出願先の選定、前々回のブログに書いたような基準で5つまで絞り込む。

MBAの選び方 - 50代からのMBA in USA

基本は各校のwebサイト、USNewsやForbes / Financial Times / The Economist / Poets & QuantsなどのMBA Rankingサイトで情報収集。30校くらい見ていると何となく各校の特徴が見えてくる。カリキュラムの作り方とか、Onlineに力を入れているか否かとか、どの辺り(年齢層、実務経験年数)の人間を求めているかとか。ちなみにPoets & Quantsのランキングには各媒体のランキングも載っているので比較しやすい

 

各校に対し資料請求も忘れずに。資料請求するとほぼ確実にAdmission Counselorからメールか電話で連絡が来る。Tufts Univからは資料請求した1時間後に電話が来てビビった。

 

前回のブログ(出願にあたって - 50代からのMBA in USA)の通り、絞った2校(Penn StateとUNC Chapel Hill)に対しアプローチを開始。ここからは学校別の時系列で。

 

Penn State

  • 3/15: Admission Counselorと1時間ほど会話、学校の特徴、カリキュラムの内容、Admission Processなどにつき根掘り葉掘り質問。非常に好印象。特に全てasynchronous(非同期;Liveじゃない)で授業が行われるので仕事との両立がしやすいと期待。一方であまりに個人のペースで進んでいくことに対し一抹の不安も.....
  • 3/20: emailにてGMAT Waiverの申請。Penn Stateに興味があること、GMAT Waiverの基準を満たしていることを客観的にメールに纏め送付。念のためにTOEFLスコア提出の必要有無も確認。3日後にWaiver許可の返信あり、TOEFLも免除するとのこと。
  • 3/26: GMAT Waiver許可を受け、Penn State出願を決める。仕事の合間を縫ってPenn State向けにEssayをカスタマイズ、Recommendation Letter2通の依頼メールの送付(Recommendation Letter自体は学校から直接送られるweb link先に直接記述する方式)、必要な書類やApplication Formの最終確認をした上で提出完了。
  • 3/27: 早くもRecommendation Letter1通が提出される。すぐさまお礼のメールを送付。
  • 4/3: もう1通のRecommendation Letterが未提出なので、再度依頼プッシュのメールを送付。どうやらQuarter-Endで忙しかったらしく、数日以内に完了してくれる旨約束を取り付ける。
  • 4/7: もう1通のRecommendation Letterも提出完了。これで全ての出願条件をクリア。お礼のメール送付。
  • 4/13: Penn Stateからemailで合格通知が送付。後に聞いたところ「Interviewするまでもなくぜひ来てもらいたいと判断した」とのこと。それなりに準備した甲斐があった。ただもう1校の合格待ちだった関係で一旦保留。

 

UNC Chapel Hill

  • 3/27: Penn Stateの出願を終えたので、今度はUNCの準備。Admission Portalに登録、これにより出願の意思が認められたようですぐさまAdmission Counselorからメールが来て、一度話したいとのこと。
  • 3/31: Admission Counselorと1時間ほど会話。同じく学校の特徴、カリキュラムの内容、Admission Processなどにつき質問。特にsynchronous(Live)セッションを続けられるかどうか、同じような年齢層の受講者がいるかどうかなど細かく質問。Live Sessionは週末含む複数の時間帯から選択可能であること、基本は24ヶ月での卒業だが最長36ヶ月まで延長可能であること(仕事に応じて1 Semester丸々休みにすることも可能)、現在いる学生の最高齢は62歳(!)であることなど聞き勇気づけられ、UNCにも出願することを決定。July2020スタートのコースの締め切りが4/20に迫っていたため、ちょっと焦る。
  • 4/7: 仕事の合間にApplication Packageの準備。Essayのカスタマイズ、Application Formの記入などを終える。職務経歴の入力項目が結構細かく設定されていたためにそれなりの手間と時間を要した。Application提出しようとした直前に「4/14に実施されるAdmission Webinarに参加するとAdmission Fee $150が免除される」と聞き一旦保留。
  • 4/14: Admission Webinarに参加。特に新情報はなかったものの、他の候補者たちが我も我もと質問するのを唖然として見ていた。日本人にはないアピールだと実感。
  • 4/15: Application Package提出完了。その日のうちにメールが届きInterview日程を設定。
  • 4/20: Admission Counselorと1時間のInterview。あくまで中立のInterviewerがアサインされ、Application Packageを一切読まず、Resumeだけが与えられている状況からの質疑応答。職務経験を一通り質問された後「自分のキャリアの中で一番大変だった経験とその時の対処と学んだことは?」「リーダーとして一番尊敬している人間とその理由は?」「自分のリーダーシップスタイルを説明してほしい」などの質問に対応、ほぼ想定通りの質問ばかりで特に問題なく終了。できるだけ自分の経験とそこからの学び(失敗談含め)をリンクさせて答えるようにした点がうまくいったのでは?
  • 4/22: Interview後2〜3週間で合否連絡すると聞かされていたものの、Interviewの時に「Penn Stateに待ってもらっているのでできるだけ早く結果を聞かせてもらえると有り難い」と伝えていたところ、何と翌々日に合格の連絡が!理由を聞いてみると「Application Package, Interviewの内容にケチの付けようがなく、Admission Boardも即OKを出した」とのこと。
  • 4/23: UNCのAdmission Offerを受諾すると同時に、Penn StateのAdmission Counselorに断りのメールを送付。どこで誰と再会するか分からないので、こういう時はきちんと対応しておくことが大事と心得。

 

ということで、UNC Chapel Hill Online MBAに決定!!

 

続きは次回に..........

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