50代からのMBA in USA

50代になって急にMBA取ろうと思って動き出したオジサンのブログ。卒業まで続けます?(続けたいな〜)

長い目で見ると...

なんかつまんない.....

 

30代で転職したグローバル企業の中でどんどん責任が大きくなって、ポジションや給与が上がっていくのも楽しかったんだけど、ちょっと物足りない。40代になって大きな予算とチームを持たされ、必死になって予算達成に向かって努力したけど、それは結局はマーケットやお客様の状況に救われた点が多く「自分の実力なんて大して関係なかったんじゃないか」と思うことがある。リアルな手応えがない。

 

元々「お客様にどれだけ良いものを届けられるか、喜んでもらえるか」だけをモチベーションにやってきた。正直言えば、会社の利益とか自分のポジションなんてものは二の次だった私がサラリーマンとしてやってこれたのも、どんなに苦しくても最後にお客様の笑顔が見れると信じていたから。でもポジションが上がれば上がるほど、自分自身の付加価値で何かをお届けするというよりも、如何に部下を使って会社の利益を最大化するか、が求められるが苦痛になってきた。

 

そう言えば、20代後半から30代にかけて「起業したい!」と思っていた時期がある。起業に向けコツコツと準備してきたものの、会社で責任が増えて時間がどれだけあっても足りなくなるにつれて中途半端に立ち消えてしまった。

 

時は過ぎ、子供は十分成長したしお金に困ることもなくなった。仕事は忙しいけど、ある程度部下に任せれば自分の時間を作ることが可能になった。定年まであと10年弱、きっとあっという間に過ぎ去っていく。生活するためには今すぐこのポジションを手放すことはできないけど、あの頃の描いてた将来を実現する準備は始めることができるはず。

 

今でしょ!

 

自分の置かれた状況とやりたいのはこんなこと。

  • 生活に困っているわけではなく、急いで起業する必要もない
  • 起業のアイデアはぼんやりあるものの、それほど固まってはいない
  • 将来はアメリカで生活、自分で起業した会社の経営に関わりながら(as a Founder)、起業したいと思っている若者をサポート(as a Funder)していきたい
  • 決定的に足りないのは、起業のために必要な様々な知識とアメリカでの幅広い人的ネットワー

リカレント教育という名のAcademicな世界に浸かってみたいという衝動と、起業に向けた準備を両立するには「MBAしかない」という結論。

若い世代の人たちは、より厚遇な会社でより高いポジションに就きたいと思ってMBAを志すのだろうが、私は全く逆。ある程度まで行った自分が次に進む道のヒントを与えてくれるのがMBAだと考えている。

 

さあ、サラリーマンとしての仕事をしながらMBAに通うという挑戦を実現してくれる大学はどこにあるんだろうか??

 

続きは次回に.......

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